節約

自転車保険に未加入で不安だった私が選んだのは、月140円の楽天の個人賠償責任保険

先日、近所で自転車を走らせていた時、私のすぐ目の前で自転車同士が衝突するのを目撃しました。

幸い衝突した2人にケガはなかったから良かったのですが、そばで見ていた私は衝突のその瞬間、ものすごくヒヤヒヤしました。

自転車で加害事故を起こしたケースで、被害者に後遺症が残り加害者に数千万円の損害賠償金が課されるケースも実際過去に何件かありました。お金の問題だけではないのですが、万が一自分や家族が加害者になったら…と考えるちょっと怖いですよね。

これをきっかけに今まで見て見ぬフリをしてきた自転車保険の加入を真剣に考えた私は、悩んで、調べて、また悩んだあげく、月々140円で入れる楽天銀行の「個人賠償責任保険」に入ることにしました。

「自転車保険に加入していなくて不安…だけど考えるのめんどうで気付けばそのままだった!」という人には役に立つと思うので、続きをどうぞ。

自転車保険はいらない。個人賠償責任保険だけあればいい

一般的に自転車保険で補償されるものは、

  • 自分がケガをしたときの自分のための医療保険
  • 自転車事故などで相手に危害を加えてしまった場合の相手のための個人賠償責任補償

この2種類です。

この2種類のうち、「自分のための医療保険」は必要ないなと思いました。

もし自分の治療費や入院費がかかったとしても、別で加入している医療保険がある場合はそちらに請求すれば良いからです。

また私自身はそもそも医療保険は不要だと思っていて加入しておらず、自転車保険でも同じく自分のための医療保険はいらないと思っています。

とは言え自転車保険の保険料はだいたい月々300円~500円程度です。

「数百円程度の違いなら自分の治療費なども入っていた方がいい」という人は自転車保険に加入するのがいいと思いますが、私は損害賠償を請求されたときの「個人賠償責任保険」だけ欲しいと思いました。

ちなみに、個人賠償責任保険は自転車事故で相手に危害を与えてしまったときだけではなく、

  • 誤ってベランダからものを落としてしまい通行人にケガをさせた
  • 飼い犬が知らない人にケガをさせてしまった
  • 買い物中、手にした商品を誤って落として壊してしまった

など「日常でほぼ起こらなそうだけど、万が一起こった時に割と大変になる様々な事故」で補償されます。

個人賠償責任保険の入り方

個人賠償責任保険は、それ単体で用意されている保険会社はほぼありません。

月々数百円程度の小さな保険料で1億円もの大きな補償をまかなう仕組みの保険であるため、単体で販売しても保険会社に旨味がない商品なのだとか。

ではどこから加入するのかと言うと、

  • 火災保険や自動車保険、共済の特約として加入する
  • クレジットカードのオプションとして加入する
  • Yahoo!ウォレットの特典か、楽天銀行の特典として加入する

月々100円台の保険料でお得に加入するには、この3つの方法があります。

火災保険や自動車保険、共済の特約として加入する

火災保険や自動車保険、共済を契約している人は、個人賠償責任保険を特約で付けれる場合があります。

確認してみたら知らないうちに個人賠償責任保険の特約も付いていた、ということもありますし、ここで加入できるケースがほとんどかと思います。

金額的にもこれが一番安いと思うので、まずここを確認してみてください。

残念ながら我が家はこれらの特約が使えないことがわかったので、別の方法を考えました。

クレジットカードのオプションとして加入する

クレジットカードに追加料金を払ってオプションとして加入できる個人賠償責任保険もあります。

保険料が月々100円台で、1億円の賠償責任が補償されるものをピックアップしました。

対象のクレジットカードを持っているかどうか確認してみてくださいね。

JCBカード トッピング保険 日常生活賠償プラン

  • 保険料 月額150円
  • 個人賠償責任 1億円(申込者とその家族も補償)
  • 死亡後遺症 100万円(申込者のみ補償)
  • 示談交渉サービス付き

「JCBカードのカード番号の最初の3桁が354、355で始まるカード、および裏面にJCBのお問い合わせ先の記載があるカード」を持っている人が申込できます。

三井住友カード オリジナル保険 ポケット保険(ポケホ)

  • 保険料 月額140円
  • 個人賠償責任 1億円(申込者のみ補償)
  • 入院1日あたり 500円(申込者のみ補償)
  • 示談交渉サービス付き

三井住友カードの会員であれば申し込みができます。

上記のプランは申込者本人のみの補償で、夫婦で補償されるプランだと保険料は170円、子どもがいる家族も含め補償されるプランだと250円になります。

Yahoo!ウォレットか、楽天銀行の特典として加入する

Yahoo!ちょこっと保険

  • 保険料 月額140円
  • 個人賠償責任 1億円(申込者のみ補償)
  • 入院1日あたり 500円(申込者のみ補償)
  • 示談交渉サービス付き

クレジットカードや銀行口座の情報を登録して使う決済サービスの「Yahoo!ウォレット」に登録している人が申込できます。

Yahoo!ウォレットの申込は無料です。

上記のプランは申込者本人のみの補償で、夫婦で補償されるプランだと保険料は170円、子どもがいる家族も含め補償されるプランだと250円になります。

楽天銀行 少額あんしん保険

  • 保険料 月額140円
  • 個人賠償責任 1億円(申込者とその家族も補償)
  • 死亡後遺症 100万円(申込者のみ補償)
  • 示談交渉サービス付き

楽天銀行の口座を持っていると申込できます。

上記の金額で、家族分の個人賠償責任も補償されます。

まとめ|コスパNo.1の楽天銀行の保険に決めた!

最後に、我が家の場合の夫婦2人ともが補償される条件で比較します。

月額保険料 その他特典
JCBカード 150円 死亡後遺症100万円
三井住友カード 170円 入院1日 500円
ヤフーウォレット 170円 入院1日 500円
楽天銀行 140円 死亡後遺症100万円

(賠償責任1億円、示談交渉サービス付き)

比べてみると、そんなに大きな条件の違いはありませんね。

しいて言えば楽天銀行が一番コスパが良さそうです。楽天銀行の口座を持っていることもあり、「楽天銀行少額あんしん保険」に加入しました!

火災保険や自動車保険、共済などの特約として加入するのが難しい人は、上記のサービスの中で利用しているものがあれば、その中で選ぶのが一番手間なく加入できると思います。

もしどのサービスも利用していないという場合には、これを機に自分が今後使いそうなものを選んで申し込んでみるのも手ですね。